
私は、本当にこの部分の黄色い樹脂が「もったいない」と思っていました。
イグリドゥー
ことさらに「ベアリングよりも滑りが良く滑らか。」とか「高耐久性で長持ちする。」とかのご説明をいただいても理由がわからなかった。
単なる樹脂じゃん。
コアなお客様は保証が効かなくても良いからと言う事で「イグリドゥー」を取り除いて、ベアリングを圧入していました。
新しいモデルからは「インスタントドライブ360」という名前のベアリング入りに随時、切り替えられていきます。
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長い道のりでした。
DTスイスと同じような構造ですが、切り欠きは40と多く、踏みはじめの爪がかかるまでの(トルクがかかるまでの)ロスがありません。
タイムラグなく、踏んだら直ぐに、トルクがかかる感じ。
と言う事でラチェットも、もの凄く良くなりました。
あっ、ベアリングのお話でしたね。
斜めから。
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「イグリドゥー」は軽量化の為にも採用されていたとの事ですが、スチールボディーより、遥かに軽くなったアルミの「ID360」の方が軽いのは計るまでもない。
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と言う事で、計測し忘れました、、、。
新製品のスモールパーツの販売が既に始まっているという事はですね、スプロケットがアルミに噛み込みやすいって事を分かっているって事ですね。
レーシングパーツってそういう物なんですよ。
消耗品は、早めに交換致しましょう。
ちなみに、スプロケットがアルミフリーボディーに噛み込みやすいって事を分かっているMAVICさんの説明書にはローからトップまで一体型のスプロケットを使いましょうと書いてあります。
が、
シマノやカンパの純正ではロー側の何枚かはスパイダーアームで一体になっていますが、トップよりは一体型はありません。
変速がおかしくなってきたら、アルミフリーボディーも疑いましょう。
ジュニア選手、注目!
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カンパニョーロBORAでも、PEO(プラズマ電酸化皮膜処理)のアルミフリーボディーはジュニアギアのトップ側がよく壊れます。
と言う事で、フリーボディーも消耗品になってきましたというお話でした。
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